2017年5月9日火曜日

リアリティショー

以前から海外ドラマが好きな私は、HuluやdTVで新しい作品を見つけてはハマり、寝る時間も忘れてワンシーズン見てしまうほどだった。

最近はHuluで「レギオン」というX-MENのスピンオフドラマが毎週更新され、独特な世界観と徐々に解明される謎にすっかりハマり毎週の楽しみになっている。

しかしそれ以上にお気に入りの作品がある。リアリティショーの「Catfish」だ。Facebookやネットで出会った人々が何らかの理由で会えない(会ってくれない)相手について、ネット恋愛の経験があるニーヴへ依頼し直接会うのである。毎回ニーヴは依頼者からの情報を元にFacebookやネットで対象の人物を調査するのだが、対象人物の写真がネットに溢れていたり、携帯番号から違う人物が特定されたりと、依頼者にも伝えづらい内容が多く見ている私も毎回ハラハラである。

驚いたのは依頼者が5年10年と連絡を取り続けているが一度も会っていない人が多くいることだ。それだけの思いを募らせて期待と不安を行き来する依頼者のたどり着く結末が想像を超えていて、時に怖いと感じることもある。ネット恋愛と聞いて、相手の性別が違うという結果を予想するのは簡単であったが、結末はそれ以上にひどいことも。半数以上がハッピーエンドとは言えないが、幸いにも結ばれた二人についつい涙してしまうほど感動するのもこの番組に夢中になった理由かもしれない。ドラマや映画では見ることのできない一人一人のリアルな表情や人生の一部に心動かされる作品だ。

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